Broken Rainbow – japanとは

Broken Rainbow – japanは、特にLGBTIQAの性暴力被害に関しての支援体制の構築、啓発資材作成、政策提言などを実施しています。

2014年の刑法改正議論がスタートした刑法性犯罪について、2017年には110年ぶりの刑法改正がされ、これまで法律上の「レイプ」被害は女性のみに適用されていたのですが、男性も被害者に含まれることになりました。それと同時に、2020年に再改正、見直しの議論をスタートするということも決まりました。

この法律を、一人でも多くの人にとって使いやすいものにしたい。そんな思いから、私たちは特にLGBTIQAの性暴力に関して発信します。

現在、クラウドファンディングの実施中です。ぜひ、ご協力お願いします。
https://syncable.biz/campaign/1630/

団体WEBサイト: https://broken-rainbow.jimdofree.com

LGBTIQAと性暴力

LGBTIQの性暴力被害経験率がとても高いことが報告されていますが、被害を相談したり、法的に対応することがとても難しい現状があります。
2017年の刑法改正で、男性も被害者として強制性交等罪に含まれ、「差別的な扱いをしない」「研修を徹底する」などが表明されましたが、いまだに支援機関や警察などで差別的な扱いを受けることが多く報告されているのです。

2020年から、刑法の再改正議論が進んでおり、そこで、自らの性のありようによって差別をされるような現状を、解決していくため動く必要があります。

コミュニティでの性暴力被害を終わりにしよう

LGBTIQAの性暴力被害率が高い原因の多くが、差別や偏見、嫌悪感情に基づくものだと言われてもいます。
しかし、LGBTIQAコミュニティの中での被害についての取り組みも重要です。

コミュニティは多くの人にとって、安心して性的な話題を話せる場所であったり、ある人たちにとっては性的な欲求をオープンに出来る場所という側面もあります。
人によってはいつもは出来ないオープンなやり取りに喜びを感じることもあるでしょう。だけれども、どこにいる時でも同じですが、その言葉、行動を一緒にいる人も喜び、楽しんでいるか？という確認はとても重要なことです。

相手が望まない性的な言動は、暴力になってしまいます。

大切な場所だからこそ、そこにいる皆が安心・安全に過ごせる場づくりをしていきましょう。
危ないなと思ったら「大丈夫？」と声をかけられるように。自分が言うのは気まずくても、他の人に声をかけてみましょう。

そして、オーガナイザーや団体運営などをしている皆さん。
皆さんの信頼は、その場所の安全性にかかっています。性暴力を笑いで済ますようなことは、絶対にしないでください。安全な場を作るための努力をして、尚且つ、何か起きている可能性に気づいたら、しっかりと対応をするための指針を作る必要があります。

バイバイ・バイスタンダー

実際の性暴力被害は、どんな年齢、性別、服装、ライフスタイルかに関わらず起きています。しかし社会は未だにサバイバーに原因があったかのように判断し、被害にあった人に責任があるような態度を取ることもあります。でも、それはおかしい。

性暴力被害経験を持つ人の多くが、その被害を身近な人や、これまで面識のあった知り合いから受けています。それが意味するのは、周囲の人間には、それら被害に気付き、介入することができる可能性があるということです。
一つひとつの「危ない」に、みんなで対応することが出来れば、変わる社会があります。

そこでBroken Rainbow-Japanはバイスタンダー、周囲への予防啓発に力を入れて、活動をしています。

「声をあげる」を応援するために

☆寄付で応援☆
東京プライドパレード開催に合わせて、クラウドファンディングがスタートしています。
2020年から、性犯罪について、刑法の再改正議論が進んでおり、そこで出来る限りLGBTIQAのレイプサバイバーたちが、自らの性のありようによって差別をされるような現状を解決していくために、政策提言のための寄付を集めています。 ぜひ応援をお願いします。
声を上げるためには、声を受け止めてくれる社会が必要です。レイプサバイバーを孤立させないために、皆さんのご協力をお願いします。

☆グッズで応援☆
LGBTIQAへの差別がある社会の中で、声を上げるにはとても高いハードルがあるのも事実です。そのハードルを下げるために必要なのは、「声をあげれば応えてくれる人がいる」ということを当事者に伝える人たちの存在かもしれません。
そうした人たちを後押しするプロジェクト#バイバイバイスタンダープロジェクト。
まずはグッズを持って、応援してみませんか？

お問い合わせ・ご相談

このブースに関してや、性暴力について、お問い合わせやご相談がありましたら、brainbowj@gmail.com までお知らせください。