■ アクセンチュア インクルージョン＆ダイバーシティ LGBTQ Pride日本統括からのメッセージ

アクセンチュアは様々な業界、企業に対して、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業で、お客様のイノベーション創出を支援する総合コンサルティング企業であり、サービスを提供する社員一人一人が財産の会社です。
従って、職場において真の平等を実現していることが何よりも重要です。平等な職場環境が、一人ひとりの社員が能力を十分に発揮し、結果を出すことにつながると考えているからです。
多様性のある人材がコラボレーションしてシナジー（相乗効果）を出し、パフォーマンスをあげることで、お客様に高い価値を提供していきたいのです。
皆が自分らしく働く事ができれば、才能ある個人やチームの生産性を高め、創造的なアイデアをビジネスの場で実現することができると信じています。
私たちはインクルージョ＆ダイバーシティ、LGBTQ Ally(アライ) Committeeの活動を通じて、そんな職場環境が当たり前である企業、社会、時代になりたいと願っています。
これからもアクセンチュアがもつ能力を活かし、LGBTQコミュニティや社会へ発信し、貢献して参りたいと考えています。

■ LGBTQ Ally Committeeの活動紹介

アクセンチュアのCommitteeの活動は、「アドボカシー」をキーワードにしています。擁護/弁護、支援運動という意味です。
社内においては、多くの社員にアライへ賛同してもらえるような情報発信と、アライ登録した社員がより理解を深め、仲間と交流できる機会を提供しています。
また、ソーシャルセクターとの協働や社外に向けた情報発信も積極的に取り組んでいます。
現在は新型コロナウイルスによる社会状況に鑑みながら、その中でもできること・やるべきことに取り組んでいます。

2020年からは、以下5つのUnit（チーム）を作り活動を行ってきました。

Unit#1: Internal Event Plan & Execution

みなさんもご存知の通りこのコロナ渦において、世の中のイベントは中止、もしくは規模を縮小と少し寂しい状況になってしまっています。が、アクセンチュアは違います！
昨年は残念ながら、東京レインボープライドのパレードやブース出展が中止となってしまいましたが、アクセンチュアのブースで実施予定だったパネルトークをプライド月間（6月）に、社内で利用しているコミュニケーションツールTeamsを活用して、オンラインイベントとして開催しました。オフィスでのオンサイトイベントは、参加者が30-50名程度なのですが、オンライン化したことにより、アクセンチュアの日本国内で勤務する全ての社員が参加しやすくなり、毎回100名以上と盛況を博しました。
また、参加者はリアルタイムでチャット欄にコメントを書き込み、パネラーや運営側も多くの反応に感動するとともに、今後も自分たちも含め、何かしらの気づきや学びのあるイベントを開催していこう！と決意を新たにすることができました。
今年も残念ながらパレードはありませんが、昨年同様、いや！より盛り上げて活動していく予定です！

Unit#2: Internal Activation & Advocacy

Unit#2ではアクセンチュア社員に向けて、LGBTQを取り巻く状況や、アライとは何か、といった視点での学びや気づきを共有し、次の一歩に向けての行動を一緒に考え、伝えていくことを目指しています。
ここ一年の取り組みでは、アライとして登録した社員の想いをまとめた「アライになった理由」をリリースしました。どれも胸に響くものばかりでした。
また、アライ登録はしたものの、アライとして何をしたらいいの？と疑問を持っている社員に向けて「アライ宣言」としての行動のヒントを提示する取り組みも始めました。
今後の活動予定としては「社内LGBTQポータル」や毎月のニュースレターを通じて LGBTQ、アライを取り巻くリアルな想い、生の声を共有してく予定です。

Unit#3: Pride House Tokyo

Unit#3は、NPO等ソーシャルセクターとのコラボレーションを担当しています。
「プライドハウス東京」というLGBTQに関する総合情報発信センターの企画・検討を、60を超えるNPOや専門家・企業・大使館と一緒に進めています。昨年は国際カミングアウト・デー(National Coming Out Day)10月11日(日)に、日本で初めてとなる常設の大型総合LGBTQセンター「プライドハウス東京レガシー」が、東京都新宿区にオープンしました。アクセンチュアは「プライドハウス東京レガシー」の運営の仕組みづくりを担い、基盤を支えています。

Unit#4: nijit

Unit#4は、他の企業とのコラボレーションを担当しています。
「nijit」というIT業界のLGBTQ アライ交流会を、全10社の幹事会社と一緒に運営しています。四半期に1度、幹事会社定例会・懇親会を実施しているのですが、コロナの影響を受けて、全面オンラインに切り替えて交流を継続しています！
これら以外にも、他のコンサルファームや大学等、幅広く多様な主体と協働をしています。

Unit#5: External Event & Communication

Unit#5は各種イベントへ協賛／参加し、それらの取り組みを発信することで、社会へ提唱していく活動を行っているチームです。
今回の東京レインボープライドもこのUnit#5が対応しています。
ちなみに、昨年からの取り組みですが、残念ながら多くのイベントがコロナの影響で中止／延期になりました。
このような状況の中でも、今回の東京レインボープライドはオンライン開催になり、他のイベントも徐々にオンラインでの活動が増えてきています。今後はオンラインでの利点を活かし活動をしていきたいです。
また、2019年に東京レインボープライドへ参加した際の記事（東京レインボープライド 活動レポート）を、アクセンチュアの社外向けブログで発信しております。お読みいただけると幸いです。
今後も皆様へいろいろな情報を発信し、一緒に活動できる機会を作っていければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。